No.006 ジャッパンドン
「マガジャッパさん!マガパンドンさん!」
「暑苦しいヤツ、頼みます!」
今回紹介するフュージョン怪獣は初期実装怪獣最後の1体「ジャッパンドン」。2体の魔王獣が合わさった「合体魔王獣」です。
水を臭くするマガジャッパと灼熱をもたらすマガパンドン。属性はマガパンドン、性格はマガジャッパを受け継いだ一見穏やかそうなフュージョン怪獣・ジャッパンドン。実際おとなしく戦闘力も落ち着いていますが、いるだけで熱波と臭気が立ち込める超迷惑さは健在。もし1日以上地球に存在したならば大気圏内全てがゴミ埋め立て地をサウナ状態にした環境に変わることでしょう。頭部に3つある口からは火炎放射と臭い息、素材となる魔王獣の尻尾を模した両腕、大魔王獣の力を借りたかのような強靭な足等も特徴です。
体を覆う火の玉で相手の初手を難なく無効化出来る防御力が魅力的なスペック。防御力に特化した形態となる一方で元の魔王獣が持つ攻撃力は若干落ちるのがネック。しかし、強力な必殺技を撃つまで耐え続けるバトルはストイック。ガンガン攻める戦いに飽きた方や我慢強い方にオススメです。
必殺技は、相手と自分を火の玉のフィールドに閉じ込めて放つ「マガ絶臭」。狭い灼熱空間での常軌を逸した臭いによるダメージは正に即死レベルに達することでしょう。フィールドから逃げようとする相手には、素材であるマガジャッパの技・マガ吸引で対策。顔に似合わない徹底ぶりで明日の宇宙も禍々しく香り立たせます。
「俺の名はDr.JJ。フュージョン怪獣について研究している。このコーナーでは特別に俺から戦闘時のアドバイスをしてやるぞ…待っていたぞ、豊かな星をも熱臭で覆い尽くす魔王獣、ジャッパンドンだ!」
①強靭な体と火の玉のガードで鉄壁の守りを見せろ!
「元の魔王獣はそこまででもないんだが、合体後は防御特化型だ。加えてマガパンドンから受け継いだ火の玉で身を守る術…初っ端から相手の勢いを崩せるわけだ…」
②性質:温厚とは?
「怪獣の持つ性質の中で特に安定感のあるのが、『温厚』だ。素早さが下がるものの受けるダメージを20%カット出来る効果を持つ。ガードの堅い怪獣にピッタリな上に、元から低い素早さに気を遣う必要がないのも魅力…だな」
③技と属性に注意!水属性要素がほとんど無いぞ!
「素材となる2体は水と火…しかし合体後はマガパンドンの火属性を引き継いでいる。その上水属性の技もなかなか覚えない。水と火の混合属性にでもなるのかと思いきや…世の中上手くいかないもんだ。が、技の多彩さはそのまま。合体前の技をフルに活かしてくれよな」
「要するに…
守りに徹して好機を待ち、マイペースな戦場に塗り替えろ!
と言ったところか。火力に欠けるが初心者でも余程のことがない限りは瞬殺されないのが良いところだ」
「以上だ。次回からは第2弾以降に登場したフュージョン怪獣を紹介するぞ。この調子で次も頼むぜ…フュージョン怪獣…」
「去年から一部で熱烈な支持を得ているマガジャッパ。DXサイズのソフビとカードを手にするのは、誰かな…」
「こちらも負けていない、偽りの太陽となり、地上を焼き尽くすその雄姿を見届けてくれ」
如何でしたか?第1弾「フュージョン怪獣大進撃」登場怪獣6体を紹介してきました。
次回からは…
第2弾「空を喰う者、地を燃やす者」にて初登場した怪獣を紹介していきます!
2弾にしてより強力なフュージョン怪獣が参戦!?お楽しみに!
次回、キーワードは「不死身」。