鉛筆絵「仮面ライダーディケイド激情態」
久しぶりの鉛筆絵です。
仮面ライダーディケイド、冬の劇場版にて登場した激情態となります。
基本的には複眼の形やOシグナルの色が相違点ですが、傷んだベルトなんかもポイントですね。完結編と銘打った映画には当時驚きましたが、後にいわゆるテレビのルートから抜け出したトゥルーエンド的なものだという解釈を知り納得。しかしそうなると10周年作品のテレビ本編がバッドエンドってのもなかなかだな…
放送中は奇抜なデザインとしてその後のデザインに対する耐性になりましたが、今見るとヒーローデザインとして普通に格好良く見えてしまう不思議。ストーリーや演出を通して肉付けされていっただけでなく視聴者毎の思い出補正により定着していくというのは面白いものですねぇ。
制作にあたっては、劇場版公開時に描いて以来だったのでリベンジという側面がかなり強いです。何気に2回(コンプリートフォーム含むと3回)も描いてるんですがどちらもディケイドやってる頃だったのでかなり経つし、意識しなくても上達は目に見えるだろうなぁというのが本音。真の課題は画面における頭部の比率。
ちなみにその中の1枚がこちら。
顔デカい!レタリングが中途半端!無い方が良い!
という8年越しの反省は置いておいて。
情報量の多いディケイドはマスクを描いてく内に大きくなって画面の4分の1ぐらいを占領してしまうタイプのライダー(だと思ってます)。先程言ったリベンジというのはこれに対しての意味が大きいです。とにかくベルトを画面に入れるのを目的として製作開始。実際構図決めるまでかなり描き直しました。結果的にギリギリではありますがディケイドライバーも描くことが出来て良かったです。激情態ドライバーの傷付きも地味に表現。楽しい。
デザインとしてのインパクトに隠れがちですが、全体的にシンプルな造りが特徴のディケイド。つるっとした面の質感再現には毎回骨が折れます。また、最近の鉛筆絵は影が濃い写真を資料に描くことが多かったせいか、明暗再現に地味に苦労してます。胸の十字の白い部分は写真で見るとグラデーションが確認出来ず無理矢理色を置いた所も多々あったり…。スーツ部分は時間掛かりつつ楽しめました。シワが多ければ多いほど描いてる内に自然と明暗がつくのは良いですね。後で全体の調整が必要なので油断大敵ですが(汗
複眼、ドライバー中央部のクリアパーツの再現はいつも通り。以前描いたアマゾンオメガは複眼のパターンのキリッとした感じが再現出来ず、その後は鎧武極アームズで挽回したんですが、その後はこの手のモールドを描くことがありませんでした。なので、ちょっと緊張しつつゆっくり描き込み。ディケイドの複眼はバーコードが貫通してる構造なのでパターンが狂うことが少なくて助かりました_(:3 」∠)_
今回は制作から丁度2ヶ月で完成。他の制作物との同時進行(と言いつつ大分ほったらかしでしたが)だったので終わらせられるかどうかちょっと不安もありましたが、作業再開してみればトラブルもなく完成。何より現行作品のペースに合わせずゆったり描くことが出来たのが勝因かもしれません。
休み休みでも遅くとも確実に進め、その実感を得られる制作を続ける。絵を描く上で絵を描かない期間が大切、という言葉を聞いたことがありますが、今回はそれを実感する経験となりました。
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買い逃したヤツ…(''ω'') これさえあれば他作品のアナザーストーリー妄想を写真に収められるというのが一番の魅力ではないでしょうか。
BD-BOXも出てましたねぇ。
コンセレではないDXのベルト。友人がお気に入ってたけどケータロス壊れて絶望していたのを思い出す…(
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サントラ。劇場版では説教用BGMや定番戦闘曲のアレンジなんかも素晴らしかったですねぇ。ベタですが「大ショッカーは…俺が潰す!」辺りで流れたヤツが一番好き。
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この頃定着したライダー小説。各作品1冊は読めるというのが贅沢な時代…
マニアックな劇中仕様のカメラ。確かにああいうアイテムって実際使いにくくても触ってみたい魅力があるんですよね。自分は型落ちした一眼レフすら使いこなせてない感があったのでこれに関しては多分インテリアになることでしょう( ˘ω˘ )
今回は以上となります。長々と完成品について文章をつくるのは久しぶり…
pixivやツイッターの方でも編集したものを後日掲載する予定ですのでそちらもどうぞよろしく。
それでは、また。