No.017 ガタノゴルゴン
「ガタノゾーアさん！ガーゴルゴンさん！」
「神話の力、顕します！」
【過去紹介怪獣】
今回は突如蘇ってしまった怪獣2体の力を融合させたフュージョン怪獣「ガタノゴルゴン」を紹介します。
超古代よりの邪神ガタノゾーアとかつて地球に降り立ち神話の一部となったガーゴルゴン。石にまつわる怪獣でもある2体は強大な力を更に高め、宇宙を震撼させる合体を果たします。要塞の如き巨体には無尽蔵の邪気が秘められ、黒い霧となり放出されます。前方から伸びる触腕は雷の如き光線を吐き、後方の無数の触手は時に不快な音を出し相手を苦しめます。口から現れた目玉からは一撃で星一つを石化させる程の光線が放たれるとの事ですが、その光景を目の当たりにしては生きて帰れるか分かったものではありません。
体内の邪気は動力源でもある為、体力は膨大。他ステータスは平均かそれ以下でも、問答無用で持久戦に持ち込まれ徐々に戦いのペースを握っていきます。戦いの場を有利にするスキルも持っており、気が付けば絶望が足をすくいます。
必殺技は「ディスペラーミトロジア」。体中の触手が発光、震え出すと共にチャージが開始。頭部の目玉に邪気が集中し、臨界点に達した直後、反動で地を抉りながら光線が吐き出されます。触れたものは石化するだけでなく急速に風化、形を失ってしまいます。正に神話級の一撃。非常に危険な超古代からの祝福ではありますが、是非ともものにしたいと言う方はお試し下さい。
「俺の名はDr.JJ。今回発見されたフュージョン怪獣はとても手に負えない…一体誰が創り出したんだか…」
①膨大な体力で持久戦に持ち込め！
「これまで紹介してきた怪獣の中でもトップクラスのスタミナを持つガタノゴルゴン。見ただけで戦意を喪失しそうな持久力は正に歩く要塞だ…。性質も傲慢なので、体力が半分以下になるまでは驚異的な戦闘力を見せてくれるはず…怖い怖い…」
②スキルも豊富！有利なフィールドを作り出せ！
「自身を強化したり相手を弱らせるようなスキルは今までも紹介してきたが、ガタノゴルゴンのそれは効果範囲が広いものだ。黒い霧は味方全員の防御力を上げ、触手からの異音は自分以外の怪獣の防御力を下げてしまう。仲間にすら悪影響を与えかねないスキルだが、自分の思い通りのバトルを展開するのに役立つはずだ」
③必殺技のチャージ時間に注意！
「必殺技も超↑強力なヤツだが、それを撃つ為に数ターン時間を要する事も忘れては駄目だぞ…？②で紹介したスキルも併用し守りを固めてから発動させるのがベストだ。何事も準備が大切…」
「要するに…
高い体力値をスキルで更に補え！守りを固めて必殺技を放て！
と言ったところか。こんなのを相手にしなくちゃいけないなんて、正義の怪獣ってめんどくせぇ…」
「以上だ。立ち塞がる怪獣はコイツだけじゃあないぞ？親玉がいれば、子分もいるかも…だろ…？」
「20年前絶望をもたらしたラスボスだけあって強烈な商品が目白押しだ。大怪獣バトル時代に見た巨体が忘れられないヤツ、いないか？」
「こちらはニュージェネヒーローを苦しめた中ボス怪獣。巨大なソフビは一見の価値ありだ。商品化はまだまだ少ないが実は映像で再出演しているらしい…」
如何でしたか？強敵ガタノゴルゴンを倒して、是非その力を皆さんの手に！
次回はガタノゴルゴン出現の影響で生まれた怪獣を紹介します。
遠い宇宙からの生命体と異形の海からの使者が一つに…
お楽しみに！
