No.025 テロリスマンダ
「テロリスト星人さん!カイマンダさん!」
「邪神の剣技、お見せします!」
まだまだ続く武闘会。孤高のシルバーニンジャの次に姿を見せるフュージョン怪獣は、緑の炎を纏う超人「テロリスマンダ」です。
宇宙中から忌み嫌われるテロリスト星人と邪神カイマの力を宿す超獣カイマンダ。関連性の薄い2体ですが、テロリスト星人のエネルギー源であるガスが、カイマンダの炎をより激しく燃え上がらせたようですね。背負う光輪の火は触れた者を断つ程の鋭さを得、8つの刃へと変貌。分離して自由に操るだけでなく光輪そのものを振り回して攻撃する事も可能です。更には複数を合体させテロリストソードの様な長剣へ変形させる等、多彩な剣技を披露します。これらは「技」ではなく「武器形態」とされ、一時的な属性や技の威力に大きく影響するのが特徴です。また、頭部や脚部の赤い装飾で炎を操り広範囲を焼き払い、戦場を盛り上げる事でしょう。
武闘会においては残虐な戦いで勝ち進み宇宙に名を轟かせようと考えている、血気盛んな戦士の様です。ボーグバルタン星人の様に隠された目的は無さそうですが、危ないヤツである事に変わりはありません。油断せず立ち向かい、その力も手に入れてしまいましょう。
必殺技は、本来の姿・緑と赤の炎に戻った8つの刃で敵を裂く「炎輪剣・八裂」。研ぎ澄まされた金属の鋭さではなく、燃え盛る火の溶解力で敵を切り裂きます。通常時に見せる剣の形態に対応して、必殺技もあらゆる形に昇華。荒ぶる炎で暴れたい一方で鮮やかな演出を望む貴方にオススメの決め技となっております。
「俺の名はDr.JJ、最近少し厄介事に巻き込まれてな。久しぶりのフュージョン怪獣研究と洒落込もう」
①紙耐久の攻撃特化型!
「通常攻撃に特化したタイプ…これまで防御か素早さが低いというパターンが多かったが、コイツはどうやら両方共らしいな…。性質が残忍なので体力が半分以下になれば攻撃力に更に磨きがかかるが、その見極めが重要になるぞ」
②武器が変わる!?変幻自在の炎輪剣!
「背中の光輪・炎輪剣には複数のモードが存在する。刃の付いた光輪形態、全ての刃が分離した形態、複数の刃が融合した形態等で相手もタジタジだ。更に刃の融合数で短剣、長剣、大剣とモードチェンジする上に、『分離形態+長剣』なんて合わせ技も出来るんだぜ?長剣以上のサイズなら任意で「斬」属性の付与が可能…ちょっと贅沢過ぎやしないか?」
③武器形態に対応する必殺技!
「②で説明した炎輪剣の変形は必殺技にも大きく関わる。武器のモードチェンジを応用すれば『長剣モード(刃×4)の必殺技発動→分離モード(刃×4)の必殺技発動』というかたちで連続発動も可能だ。相手の防御力や回避率に合わせてリスクを分散したり相手の性質による効果を見越したりと臨機応変さが活きるんだぜ?ただし使ったモードに応じて次ターンに使える技に制限がかかるから気を付けてくれよ?」
「要するに…
多彩な武器で相手を追い詰め、体力の減りを利用出来れば尚良し!
と言ったところか。非常にリスキーな戦いになるが、そこは使い手の腕の見せ所だよなァ?」
「以上だ。次回は…果たしてどうしたものかな…フフッ」
「テロリスト星人は名前的にマズいとかで最近めっきり見なくなったらしい。地球人ってのは面倒な世界で生きてるんだなァ」
「カイマンダは商品が…って何でこっちの紹介になってるんだ…!邪神、いや、ヤプールの怨念で痛い目を見ても知らないぜ…」
【過去怪獣紹介三選】
テロリスマンダと同様に炎属性の攻撃型のフュージョン怪獣。こちらは気持ちバランスの良いスペックを誇ります。
殺傷力の高そうなデモンギラス。彼も追加で属性付与、なんて出来そうなものですが…設定時期の関係でしょうか…(メメタァ
「8」という数字に共通点があったシェパドエノリュウ。こちらの8体の龍はスキルを使う毎に1体減りますが、テロリスマンダは必殺技発動後以外では数が減りませんので、間違えないようご注意下さい。
如何でしたか?まだまだ武闘会は続きますが…
次のフュージョンはどうやら我々の知る方に関係があるという情報があります。
果たしてどんな融合怪獣なんでしょうか…次回もお楽しみに!