【鉛筆絵】ビルド ラビットラビットフォーム&タンクタンクフォーム
ヤベーイ!!!(武器がめんどい pic.twitter.com/YcUFqOJo66
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年3月5日
先日ツイッター他にて公開したビルドの絵を、制作中の写真と共に振り返ります。
ようやくガッツリデッサン直し
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年3月10日
やっぱ尖った鉛筆で描くの気持ぢい゛い゛ pic.twitter.com/z14vKZGtIf
デッサンやる時はイーゼルに乗せて手を浮かせて描くのが一般的なイメージかと思いますが、自分の場合は自作製図版で毎回描いてます。なので左から右、上から下にかけて描き進めていかないと紙も手も無駄に汚れます。
今回は2形態が並んだ絵。必然的に画面の左側に配置したタンクタンクフォームから描き始め。新フォームと共に出た武器もあるので気を遣います。武器系統は情報量が多い分描き込む作業は自然と進みますが、その後で違和感に気付くことが無いように形を整えつつ今の内に示し合わせ。
こんな見せて完成品のレスポンスが減ったら意味ない気がするけどまぁいいじゃない pic.twitter.com/sXGNAmTkMg
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年3月11日
塗る直前の状態。このまま左上からちまちまと鉛筆で塗っていきます。構図が決まったら線だけ模写して、塗る前に線をうっすら消してから作業開始というのが自分のやり方になってます。
それに加えて、「最初に描いた線に頼らない」というのも重要。以前教えてもらったのが「線描いてその通りに色を付けていくだけでは塗り絵と変わらない」という事。私は塗り絵したいわけではないのでこれに従ってます。塗っていて違和感があればその場ですぐ線画を修正(その前に何度も直す時もありますけど…w)。
思ったより綺麗に描けてる pic.twitter.com/5Q23q3hhy4
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年3月17日
色々あって時間を空けつつ武器の描き込み。この時点で資料に使った写真と結構違う部分があるんですが、そういった部分を直し続けるとエンドレスなので、自分はキャラ性が削られない限りは続行してます。こういうのはマス目を自分で作って大まかに矛盾がない様にするもんなんでしょうけど…(汗
何か今一歩足りない感ある
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年3月20日
と言いつつ全身塗れたらよし!ってなりそう(どっち pic.twitter.com/whIVVue2hs
武器から作業開始してますが、主役はビルド本体。武器描く前に形は整えてます。輪郭に沿って直していき、武器を持ってる手周辺を直したら…という流れでした。
去年のディケイドはモールドの無い面が広くてひたすら表面処理に精神を削られましたが、今回は比較的凹凸のあるパーツがあったのでまだマシでした。
同じ流れで徐々に進んでいきます。以前は色が薄い部分はH、2Hを使ってましたが、跡が残ったり逆に質感が出なかったりする事もあったのでF、B、2Bでの制作が定着してます。前はもっと使ってたんですがめんどくさくなっちゃって…(´・ω・`)
この後下半身も塗っていくんですがこっちは写真撮ってませんでした。資料では足の装甲が変形した状態になっててCGか画像加工による再現になってたのを無理矢理実写っぽく描いた部分があるので、本当はそっちを画像付きで見せるべきだった…
(進みが)オセーイ! pic.twitter.com/Xxt6oTixeD
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年4月3日
遂に右側のラビットラビットフォームの作業へ突入。2形態の写真は別ページにあるので重なってる部分は資料を持ち替えながら描いてたので手間でした。薄い紙だったので画用紙か何かを下敷きにスタンド的な何かで保持ってのが良かったかもしれない…思い出したら探そ…
絵の方はラビットが前面なのでタンクとの境目を描いたら、気持ちコントラストを落としてラビット側に目が行くようにしてます。精密描写が目的なのでディテール再現に手を抜くのではなく、「ここを見た時はここを見てもらえるように」という気持ちで調節。モチーフが1体だとそこまで気遣わないんですけどね(
これこれ、これ描きたくてやってる節すらあるよね pic.twitter.com/4fwajVgZwn
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年4月9日
細かい調整も終わりラビットの方に集中出来るようになった辺り。構図的に目立つ胸部は光の反射表現が上手くいくとテンション上がります٩( ''ω'' )و
昔はこういう反射した部分はグラデーション気にし過ぎて逆にテカりが出なかったんですが、大まかに「めっちゃ明るい、鉛筆乗せなくて良い」「パッと見ここから色変わってる、色乗せる」「反射が弱い、色暗めにしてく」みたいなエリアを分けて塗ってやると思いの外再現度が上がりました。地図の等高線に近いイメージです。アニメ塗りとグラデーションのあいのことも言う(言わない)
ちなみに別ページのモチーフを重ねて描く以外に、ラビットはページを跨いだ大きな写真を使っていたのでまた資料を持ち替えての作業になっていたというお話は割愛(
画面の際でうまく描けてんのかどうかよく分かんないヤツ pic.twitter.com/l5MHXZRfQv
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年4月12日
作業もラストスパート。大体塗り終わって画面の端へ。作業が長引くと描いてる紙のカールも合わさって地味に描き辛いタイミングです。湿度やらの影響なんですってね…(アナログ絵10年近くやってきて今更調べる)
後、資料ではパーツ全部映ってるのに絵の構図的に見切れる時って、上手く描けてんのかいまいち分かんないんですよね。終盤ともなると尚更不安です。
いつもだと家のスキャナで取り込んでより完成品に近い構図で確認出来るんですが、今回B4でサイズオーバーしてるのでコンビニスキャン後まで分かんなかったという。今度からA4以下で描く…( ˘ω˘ )
意外と描きやすいかと思ったらそうでもない(◞‸◟) pic.twitter.com/VhhBg91DvY
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年4月13日
全体が描けた後は(撮影タイミングがテキトーなのでいまいち全体描けた感が伝わらない)、複眼です。毎回作業を最後にしている部分。
画竜点睛的な意味合いも込めて毎回最後にしてます。作業的にも「終盤の作業が退屈にならない(オイ」「長期間作業によるこすれで複眼の輝きが曇らない」という理由があったりします。
作業としては「複眼のパターンを線だけで描く」「とりあえず普段の筆圧で明暗を描く」「一旦薄く消す」「残った色を参考にしつつ塗る(コントラストやや強め)」の流れです。ビルドは今まで多く見られたクリスタルカットとは違うハニカムパターンで勝手が違って難しい所でした。
そんなこんなで鉛筆作業が終わり、コンビニへ。スキャンして持って帰ったら
うっす(;^ω^)
大体肉眼で見るより薄くなるのは い つ も の なので気にしなかったんですが、アップで見るとちょっと粗く見えたのがショックでした。今度からA4以下で描く…(2回目
これをちょっとだけトリミングして、明暗やらコントラストを調整したのが完成品になります。
天ッ才物理学者の桐生戦兎が変身した仮面ライダービルドラビットラビットフォームとタンクタンクフォームを鉛筆で描いたのでどうぞよろしくお願いします。 #仮面ライダービルド pic.twitter.com/2mCIpTy7uh
— ガルシア@ダークリング人間体 (@garcia1053) 2018年4月14日
ツイッターでの反響が特にデカいです。ありがとうございます。
これを機に制作中の写真はもっと小まめに撮ろうかなと思いました( ˘ω˘ )
それでは、また。