No.030 モエテンダー
「モエタランガさん!サボテンダーさん!」
「熱い罠、仕掛けます!」
今回のフュージョン怪獣は、文字通り自らを燃やして迫り来る「モエテンダー」。見た目とは反してクールな心を持つと言われているようですが…?
炎を思わせる姿と自滅に追い込むウイルスで侵略を企んだモエタランガと、全身凶器のサボテン超獣サボテンダー。心身共に相手を燃やし尽くすフュージョン怪獣として生まれ変わりました。ウイルスで敵を暴走させた後、炎とトゲの罠で確実に仕留めるという戦法が得意です。見た目はどうにもアウトローですがそれだけではない、冷静にバトルを展開出来る精神も魅力。相手の攻撃を受けても、自分の攻撃が失敗しても、必殺技を発動した後も、敵に何かしらのダメージを与えるよう常に先手を打つスキルで静かに相手を燃やし尽くします。
必殺技は、相手のアクションをきっかけに発症し自滅に追い込む「スーサドルブレイザー」。自身の名を冠したウイルスを相手に大量に注入、感染させて体内から異常発熱させます。加えてこのウイルスは内臓単位で感染し、最終的に内臓が超獣化し内部から大量の突起で破壊するという阿鼻叫喚もの。それでいて本人は実際に手を下さず見ているだけなんて恐ろしい技ですね。敵が次々と自滅していく様を冷徹に見届けるタフな精神の持ち主にピッタリのフュージョン怪獣。その力、是非お試し下さい。
「俺の名はDr.JJ。2人の知略家を相手にした後で悪いが、今回も相当いやらしいやり口だ。飽~~きた…なんて言ってる暇はないぞ?」
①普通のステータスも霞む数々の罠!
「ステータスについては今更言及する程でもないバランス型。だがそんなこと気にしてられない理由は、主なダメージリソースがスキルによるものだからだ。まず、直接攻撃を受けた際にダメージを与える全身のトゲ。事前に仕掛け、離れた場所からの攻撃に反応するトゲ。バトルに出た怪獣に火傷を負わすウイルス…何だこのはた迷惑なヤツは…」
②燃え尽きろ怪獣!モエテンダーウイルス!
「そして極め付けはモエテンダーウイルス。馬鹿みたいな名前だがこれがヤツの切り札だ。感染すると最初こそ攻撃力が上がるが、数ターン後には痺れや火傷といった状態異常を起こすと共に全能力値が下がってしまうぞ。①のスキルも含めて戦いの序盤で仕掛けるのが定石、好き勝手やる前にこちらも行動を起こせ」
③必殺技ではウイルスが内部から食い破る!?
「ウイルスが食うというのは正確には間違いだ。ウイルスが体内の各臓器に感染し、小型の超獣へと変貌するという…おいちょっと待てこんな悪魔みたいなヤツいるのか?確実に死んじまうぞ。とにかくこんな技だ、食らった後生きてても数ターンまともに戦えん。精々頑張れよ…」
「要するに…
序盤が肝心!戦闘準備も対策も最初の数ターンで決めろ!
と言ったところか。何だか敵想定での話ばかりしてしまったが、それさえ出来れば自分がフュージョンした時も上手く戦えんだろ」
「以上だ。次回も変わったヤツが来るらしい、よろしく頼むぜ…」
「残念ながらモエタランガのグッズは見つけられなかった。ファンの間ではギャグとシリアスの移り変わりが秀逸なエピソードが人気らしいぞ」
ウルトラセブン ポップアップショップ ブルマァク 復刻 サボテンダー カタログカラー 千葉そごう 限定 放映開始50周年記念限定品
- 出版社/メーカー: amuse
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
「サボテンダーは辛うじてソフビ等が見つかった…正にお宝だな。不意打ちでソフビが出ることを願ってるぜ…」
【過去怪獣紹介三選】
ついこの前紹介したばかりのタッコトロン星人。スキルメインで戦うので同じパーティーに入れるには相性は悪いかもしれませんが、状況に応じて使い分ける為にも比較して研究しておくのも良いと思います。
防御寄りとはいえステータスの偏りの無さは共通点となるギギギラス。必殺技発動条件として防御と回避力を上げるスキルを使うので、タッグバトル等で意外と良い戦果を挙げてくれるかもしれませんね。
閻魔獣召喚による身代わりが可能なキリエルゴーグ。この怪獣に限らず一時的に怪獣等を召喚するスキルは状態異常スキルを無効化する手段になり得ます。ちなみにキリエルゴーグも直接攻撃した相手に対してダメージを与えるスキルを持っていたりしますよ。
如何でしたか?熱くて危ないスキルを使いこなす前に、まずはクールな心でモエテンダーを打ち倒しましょう!
次回は、色んな意味で異端な怪獣が登場です。宇宙人編なのに怪獣…?
お楽しみに!