火炎骨獣グルジオボーン
ウルトラマンR/B放送開始!
コメディタッチを戦闘シーンにも継続することでより湊兄弟のやり取りが地続きになるというスタイルは今までやっていた様で実はとても新鮮。動画やインタビュー記事で見た監督のねらいが思った以上に伝わってきて面白かったです。
見せ場である変身とクリスタルチェンジで兄弟の軽快なやり取りが一度ストップしてしまうのが勿体無いと思うほどでしたが、だからこそ必殺技前のチェンジが気持ち良く決まってました。
そんなわけで今年も新怪獣を放送回に合わせて公開していくのを目標にしています。
加えてブログでもなる早で解説をしていきたいですね٩( ''ω'' )و
今回お世話になった…というかここ数年新怪獣を描くのに資料にしなかったことの方が少なかった児童誌。正確な情報を出し切ってない段階だからこそキャラクターをメインに出して子供たちに宣伝をするからこその早さと写真の多さが有難いです。もちろんメインというだけで他の資料も色々使ってますが、これなくして自分の怪獣絵なしと言い切れるほど。
ソフビもサンプル画像を資料にすることがありますが、最近は特に着ぐるみに寄せているので今回は尻尾の先端や写真との示し合わせ等で活用。
そして忘れてはいけない公式サイト!アングルに関してはこちらに掲載されている写真を基にしています。っつっても胸から上だけなんですけどね…
線画中の写真。公式の写真のアングルを基に上半身を描き、口はより大きく開いてます。X放送中に描いたデマーガと似たアングルになったのは偶然ですが当時から絵柄がどう変わったか観察出来る機会にもなると思って続行。
結果的に腕や下半身、尻尾の表情で違いが出てます。
ひとまず頭部を塗りながら色選びや塗り方を定めていきます。そして大体決まってきたかなという段階で奥側の腕と足を彩色。同じ赤でも赤紫に近い感じを出したくて苦労しました。黒い肌には青いラインがはしっていて綺麗だったので着ぐるみより強調してます。
赤の前に黒い部分を先に塗ってます。着ぐるみ感出しつつ動きもボリュームも出せて満足。付け根辺りはかなりお気に入りです。
足。ゴツゴツとした質感は時々思い出したかのようにペン先でぽつぽつとしてやるだけでも表現出来たりします。無理にグラデーションをつくるよりも元の色が鮮やかに残る場合もあってよりお得。
そんな感じで制作終了。振り返ると良い感じに進めたなぁと思いつつ描いてる最中ひたすら面倒だった瞬間まで思い出してます。創作なんてそんなもんですけど
兄弟ウルトラマンを楽しみにしつつ、面倒な制作から生まれる怪獣絵も思い出して頂けると幸いです。
それでは、また。