絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

コスモイータールーゴサイト

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 今年最後の怪獣絵ということで制作もやたら特別版です。

 

 「ウルトラマンR/B」登場のルーゴサイトを紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  23話ラストで怪獣形態となったルーゴサイト。ソフビを見た時点で怪獣というより竜神的なオーラを感じましたが、設定的にも宇宙の白血球ということで上位存在っぽいです。

 

 24話では表情の無い動きとは裏腹に多彩な攻撃を魅せてくれました。開幕光線も派手でしたね。翼を思ったより早く畳んだのが意外でしたが両腕から触手が伸びたり終盤でもう一度翼を開いたりと外見的な変化が小まめにあって面白かったです。尻尾のトゲから放つ光弾も狙いを定めず撒き散らしてる感じが良い。

 

 次回で最終回ですが、1300年前と違うのは合体形態ルーブがある事と、妹・アサヒ。正体についてミオさんがいくつか仮説を立てていましたが決定的な答えにはなっていません。サブタイトルは「朝日のあたる家」。今年もサプライズ要素に期待です。

 

 

 

 

 

 

ウルトラ怪獣DX ルーゴサイト

ウルトラ怪獣DX ルーゴサイト

 
てれびくん 2019年 01 月号 [雑誌]

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テレビマガジン 2019年 01 月号 [雑誌]

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  本題。ルーゴサイトもウルトララスボス怪獣ということで半分は習慣として描く訳なんですが、横に大きく広がる翼はもちろんDXソフビの美しい尻尾も存分に描きたい…

 

 こうしていつぞやのアレと似た方法で制作を計画。資料は上に並べた商品群。尻尾や角度毎の形状確認ではソフビ、上半身のフォルムの格好良さを研究すべくDCDのイラスト、基本的な色味や尖ったパーツや細い部分の洗練用に児童誌とふんだんに使っております。

 

 ブログには1月号を載せますが、12月号の写真も良い感じなのでオススメです。

 

 

 

 

 

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 いやウィザードだな!?とつっこみたくなるでしょうが、自然な可動域に自在に動くローブというルーゴサイト描くのに非常に適した資料になるなと思い撮影してみました。

 

 角度的には地球に降り立つ寸前を意識して俯瞰する様子を更に俯瞰する構図。怪獣体型にする上にデフォルムもするので感覚を掴むまでに留めるのが吉。

 

 

 

 (極端に高騰する前に買うべし…) 怪獣絵の記事でライダー玩具オススメすることになるとは…

 

 

 

 

 

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 ラフ。イメージ先行なのでこの時点では格好良くなるんですが、これをより脳内イメージに近付けて制作したいところ。

 

 この時点では尻尾の形状は決まらず。翼もしならせるか否かで迷ってます。



 

 

 

  遂に線画に着手。まずは本体から。

 

 

 

 

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 で下書き段階で一旦スキャンして簡単に色分け、翼と尻尾を付けて正方形に収めてみます。うむ、これは良いのでは?ゲランダの時みたいに翼の大きさの割に本体が小さく見えない!これでいきましょう。次は翼を描きます。

 

 

 

 

 

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 …横幅広がってない?

 

 同じ紙に収める制約が無くなりのびのびと描けたのは良かったんですがこれでは色分け時に構図に収めた意味が無くなるんですけど、描けたものはしょうがない。

 

 こうなったら尻尾も最大限まで伸ばしましょう。ということで簡単な明暗付きでプラス。ここまで来るともう歯止めが効きません。

 

 

 

 

  我ながら長い。ここまで大きく描いたのは初めてです。

 

 そしてまだ本体を大きく見せたい欲望も残っており…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ツイート文の通りです。

 

 

 

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 翼の無い状態用に尻尾を新たに用意。3枚の紙からパーツを抽出して組み合わせ再現出来ます。彩色後は少し勝手が変わってやや面倒でした。いや線画時点で面倒でしたけどね(

 

 ここまで来るとデジ絵でやれよと自分でも思うんですが、こんな描き方を毎回する訳でもないしむしろデジタル作業を取り入れたからこそ出来たと言いますか…

 

 

 

 こんな感じで自分で勝手に作業量増やした感もありますが、そのせいか塗りは結構シンプルです。めちゃ凝ったというか別パーツなので明暗のバランスを合わせるのには気を遣いましたが、過去絵のアレコレに比べれば比較的省エネ塗りに落ち着いたはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ようやく完成です。ツイッター、pixivでしか見れないバージョンもあるので是非に。

 

 今年の制作もこれにて一段落…と言いたいところですがまだ一発残ってます。

 

 それでは、また。