絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

【鉛筆絵】仮面ライダー轟鬼

仮面ライダー 鉛筆絵

 　今年初の鉛筆絵は真骨彫もそろそろ届く轟鬼です。

 

　年明ける前から描いてましたが年末年始は全く手を付けておらずやや時間が掛かっております。

 

 

 

 

 

仮面ライダー響鬼 特写写真集「魂」復刻版 (DETAIL OF HEROES EX)

仮面ライダー響鬼 特写写真集「魂」復刻版 (DETAIL OF HEROES EX)

 

 　資料は特写です。かなり前というか自分が特写を定期的に集め始めたかどうかぐらいの頃に買ったものです。今とややライティングが違う気がします

 

　今回選んだ轟鬼は「響鬼」の中でも特に好きというか、ライダーで初めて泣いた回が45話「散華する斬鬼」だったのでやたら思い入れがあります。

 

　主役であるヒビキさんがベテランであり皆に色んな道を示す立ち位置だったので、成長する明日夢君やエリート故に苦悩するイブキさん等他のメインキャラの成長が多く描写される訳ですが、トドロキは初変身から専門外の武器での戦闘経験、恋路、挫折からの復活、そして…といったエピソードが非常に多く感情移入するなという方が無理なのではと思う程でした。そしてどーでもいいことにプリキュアでギター使うキャラをつい追いたくなるのはこれが理由なのではと思うことも( ˘ω˘ )

 

　それでは制作過程をどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 　構図は元々決めていたので迷わず下書き。

 

　後ろの斬鬼をどれぐらい描き込むかはあまり考えてません。

 

 

 

 

 

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　ちなみに、線がある程度引けた時点で最後の編集もなんとなく決めていたので簡単にラフを用意。響鬼関連で描く時は大体筆字とセットに…

 

 

 

 

 

 　いつも左上から描いてるのでそれに則って斬鬼を描いてみました。どちらも同じ精度で描き込むつもりは無く簡単に塗ってみましたがこの時点で何か…良い…となったのでツーショットではなくスタンド式で行こうという流れに

 

 

 

 

 

 　轟鬼の描き込みに突入。いつもの絵と比べて画面に対してモチーフが小さいので描き込みがやや面倒です。ハイライトにも注意。

 

 

 

 

 

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　腕の描き込み。前回のギャレンと同様、Fの鉛筆でうっすらと描いた後で2Bでちまちまと進めています。


 

 

 

 

 　たすき掛けされている6本の弦。これがまぁ気を遣う作業でして、弦1本1本の明暗については諦めて弦の影や周りとの明暗差を優先して描いてます。

 

　そんなこと言いつつ弦の細かい傷やシワまで描いてみるのは　何故(in fact)

 

 

 

 

 

 　胸や手首の弦に続くは音撃弦・烈雷！いつだったか中古で買った音撃弦・烈斬を思い出しながら描写。

 

　まずはあの工芸品みたいな凹凸を線で追い、大きな破綻が無ければうす塗り、影を濃くしていきました。

 

 

 

 

 

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　こんな感じになります。ここ最近の制作では大きな武器を描く機会が少なかったんですがリハビリにしたってこんなもん描いてると戦意喪失まっしぐらです。

 

　この段階でもまだ細かい線画修正が続いてましてそういった意味でも苦労してます。

 

　そして写真撮ってない故に解説が無かった腕部分も色分けがなかなか難しいです、緑と銀の境目が特に。

 

 

 

 

 

　この後はもう一度手首に戻り、そこからギター、下半身という流れで完成。

 

 

 

 

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　そして筆字！筆エフェクト！

 

　怪獣絵で描くようなものではなく本家にそってレタリングしてます。

 

　筆特有のかすれもミリペンでてんてんと描けばそれっぽくなるので楽しいですね

 

 

 

 

　こうして背景編集も終わらせ完成したものがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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　仮面ライダー轟鬼、いつか描こう描こうと思っていたガオウやギャレンと同様に納得いく1枚になりました。

 

　何だかんだで音撃弦の金属感を出すのが楽しかったです。欲を言えばスーツアクターの渡辺さんの体型をもっと感じられる資料を使っても良かったかなとも思ったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　ツイッターとpixivもよろしくお願いします。

 

　休憩を入れつつ明日から早速次の鉛筆絵に向かいます。

 

　それでは、また。