絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

【鉛筆絵】仮面ライダークウガ タイタンフォーム

  もう1週間前に完成したものですが、振り返りです。ガルシアです。

 

 ネットで旧知の方が新たに活動場所を得るということで私も少しは動きを増やそうと思っている次第です。

 

 と言いつつ、ブログは変わらず制作の過程を載せるアトリエ的なイメージを守りつつ、長文を書く場所として使っていくのはこれまで通り。

 

 今回紹介するのはクウガです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

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EPISODE 10 熾烈

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  クウガというと平成1作目でありつつ異常なまでの拘りで圧倒的な支持を得ている作品。私も最推しではないもののとても印象に残っている作品で、時々ふと思い出す台詞やシーンがあります。

 そして何よりこれまで鉛筆でクウガを3回描いてまして、形態は違うとはいえ何度も向き合ったモチーフという意味でも特別な存在です。

 

 

 

 

  10年間で間を空けつつ制作してるので成長が感じられます。

 

 と過去作を見つつ制作振り返りに入りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 マスク、肩に着手して、腕を…と言いたいところですが先にタイタンソードを。もちろん前以てデッサンの崩れが無いか確認はしています。

 

 首周り塗ってる最中は明暗の差が鈍くていまいち質感が出てるのか分かりにくかったんですが、肩の光沢や文字の彫りを強調。この後の作業でちょくちょく明暗の具合をはかるのに良いものさしになりました。

 

 

 

 

  腕も大体こんなもんで

 

 既に描き込まれているリント文字もこっちの写真の方が見やすいですね

 

 リント文字の描写は凹凸のあるボディの彫りの方がやりやすいんですが、タイタンソードの文字は赤めの字で書かれているのでモノトーンでの再現がなかなか大変でした。

 

 

 

 

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 描き進め、上半身はほぼ仕上がってきました(言い方が体格とか筋肉みたい

 

 もう片方の肩も良い光沢だったのでこれだけで良い感じに見えてきます。

 

 タイタンソードは少しグラデーションが控えめなので難しいところで、文字のバランス等何度も調整しております。

 

 

 

 

 そしてこの後は写真が皆無なので(いつも以上にひどい)、完成品の各部アップを見つつ振り返ります。

 

 

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 伸長した刀身、左腕。手の質感はなかなかお気に入りです。ソードの影も拘り。

 

 

 

 

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 鎧より下のスーツ、アークル。

 

 前述の通り何度か描いたクウガ、ベルトも何度目かの描き込みになりますが装飾が追加された状態のも2回描いてるので素のアークルは2度目になります。金属感や文字の再現、中央部のクリア感といった部分が肝です。写真ではハイライト弱めだったので強調しつつ細かい線も描き足してます。これぞライダーベルト!って感じ。

 

 当時はまだ厚めの黒いスーツもクウガらしさの一つ。窮屈さ、鈍臭さがタイタンフォームの性質と相性が良い気がします。

 

 

 

 

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 複眼。昭和からアギト辺りまでは手で描くのが面倒な構造なんですよねぇ(

 

 こちらも写真ではハイライトが無かったので描き足し。片方は影かかってたので強調、聖なる泉の枯渇をほんの少しだけ意識してます。

 

 こうして完成したものがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  クウガです。最初からシンプルにする狙いでしたが上手くいきました。

 

 

 

 

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 テレビ画面的な編集も。

 

 

 pixivには他の文字入りも含め全バージョンを掲載。よろしくです。

 

 それでは、また。