毒炎怪獣セグメゲル
頑張って新怪獣描いていってますよ、ガルシアです。派生、亜種の怪獣も増えてるのが地味に嬉しいところ。
今日紹介するのは「ウルトラマンタイガ」よりセグメゲル。魚類爬虫類的に見えるけどどく/ほのおタイプなのが渋い。
「タイガ」5話はピリカが主役。いつも室内での仕事がメインのキャラがアクティブに活躍する回良いよね…(X5話を思い出しながら
侵略目的のセゲル星人が地球を気に入ったというシーンを前振りにしつつ「地球みたいな所で生きてる人には分からない」というセリフを言わすのが良いですね。既に故郷を蹂躙されたという宇宙人も登場させるのは近年では珍しいような…(そもそも侵略経歴のある個体が出て来るのが珍しいのか?
セグメゲルは尖兵怪獣という位置付けでありながら様付けで呼ばれるといった点から古来からの神、畏怖の対象になっていたのが察せます。崇める存在を召喚して他星侵略というのはなんとも関係が逆転している様な気もしますが、召喚後は一切干渉を受けない、召喚士の社畜的な一面があってかその偉大さが垣間見え、そこまで違和感はありませんでした。
戦闘も充実。屋外ナパーム、側転避け、炎をバックに光線を撃つといった要素をワンシーンにまとめるのは流石。序盤のフィニッシュはタイガに譲り2戦目はタイタスの新技といったすみ分けもありました。相変わらず毒が強いウルトラ世界ですが、2回戦にダメージを持ち越さなかった辺りまだ良心的な毒でしたね(
資料等。今回は次回予告の映像を基に紙資料で辻褄を合わせ、見えない部分はソフビ画像で補うというフル活用でした。
特に色味に関してはソフビ、児童誌の写真、映像で彩度がかなり違うので写真だけの状態で描き始めなくて良かった…
下書き。顔の造形が忠実ならそれ以外は塗りで何とか出来るのでパワーを調整しながら制作。
まずは口。う、うーん汚い…(
映像につられたとかではなくいまいちしっくり来る色合いにならずに塗り重ねたのが原因です( ˘ω˘ )
そこから塗り広げていきます。簡単に言うと緑、黄がメインカラーですがどちらもすぐに再現出来る色では無いのがミソ。
黄色は茶と緑で汚した金色というイメージ。緑の方はただ青緑という訳でも無く半分ぐらい描くまで試行錯誤してたという。
腹や腿辺りでようやく良い色を掴み始めた気がします
今回は俯瞰なので申し訳程度に距離感を出す為に足元のコントラストを弱くしてます。
編集用の名前と影を筆ペンで。まぁ怪獣名はフリーフォントになった訳ですが…
影はツイッター掲載用です。
セグメゲルスケッチ
— ガルシア@オーズ制作中 (@garcia1053) July 31, 2019
制作前にこんな描いたの久しぶり pic.twitter.com/DzLUXs85Ye
おまけ。毎度なるべく制作前には造形を把握する為にスケッチもしますが今回は特に枚数が多くなりました。
#ウルトラマンタイガ 5話放送記念絵、毒炎怪獣セグメゲルです。
— ガルシア@オーズ制作中 (@garcia1053) August 3, 2019
正面から見た顔がとても良かったのでそこを軸にポーズを決定。妖怪的な怖さも含ませつつ前に描いたヘルベロスと対になるアングルで描いてます。 pic.twitter.com/6wKs9a2zRw
ツイッターとpixivもよろしくお願いします。
来週も1枚載せる予感。
それでは、また。