絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

No.065 パワードライガレード

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 名も無き星に謎が満ちる。ダークリングの力を使って自らの存在を知らしめ永遠の命を実現しようとしたゼットルギエルが隠していたデータを解き明かし、フュージョン 怪獣の真価を見極めよ——。

 

 

 

 

 

 

 前回に引き続き単騎侵攻怪獣のデータ報告を行う。今回は戦闘力の合計値が高い上級怪獣(実物が確認された例ではガタノゴルゴンババルブロッツ等)についても言及していく。と言うのも、以前から少しずつこういった怪獣の発見数が増えてきたのである(更に言えば最近紹介したバラバックル星人も上級怪獣に分類される)。定期的に、とまではいかないだろうが、触れる機会が増える事を考慮して今の内に解説しておきたい。

 

 ここまで書けば分かると思うが、今回紹介するフュージョン怪獣もその上級怪獣にあたる存在である。早速見て頂こう。

 

 

 

 

 

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 彗星怪獣パワードドラコ彗星怪獣ガイガレードフュージョン怪獣・パワードライガレードだ。どちらも彗星の名を冠した強力な怪獣で、上級怪獣になるのも頷ける。

 

 単騎侵攻怪獣としても優秀な性能を誇り宇宙空間を超スピードで長期間駆け抜けられる。ガイガレードは巨大な彗星を纏って飛んで来たが、ドラコ譲りの強靭な肉体と飛膜も手に入れたパワードライガレードにはその必要がない。遥か遠く別宇宙の先まで飛んで行ったその先で戦う事も想定したタフさを誇る怪獣なのである。

 腹部にドラコの目の意匠が見えるがこれは実際に目としての機能を持っており、侵略先の映像を本拠地へ転送する。敵戦力を計測し親玉であったゼットルギエルに情報を送る目的もあったと考えられる。ただ単体で戦闘、侵略活動を行うだけでない性能は上級怪獣と呼ばれるに相応しい。

 

 ここに来て補足的に説明する「上級怪獣」という概念だが、決して飛び抜けて強い事を宣言するものではない。特定のステータスが最高レベルに達している怪獣もいればバランスに長けた怪獣もおり、データ上の数値と実際の戦闘でギャップを感じる事もあるだろう。あくまで戦闘力を数値化したステータスの合計値が平均的な怪獣を上回っているというのが1つの目安なのだ。

 

 それでは対怪獣戦における能力を見ていこう。パワードライガレードはスピード特化だが、戦闘開始時に更に素早さが上昇するというスキルを持っておりこれまでの怪獣と比べても間違いなく最速の部類に入る。それ以外の数値が極端に低い訳でもない為耐久性を突かれてすぐに負ける危険性も低い。腹部の口はワームホールと繋がっており自在に宇宙の漂流物を発射して攻撃も出来る。斬属性攻撃が通りにくい相手に有効だ。

 必殺技は宇宙飛行中と同じスピードで敵にぶつかるメテオダイブ。単純な技だが回避する事はほぼ不可能な一撃となるだろう。必殺技を使った後は防御力が上昇する。正確には発動時に衝撃に耐えられる体勢に変形する事で、戦闘にも効果を得られる数値として表れるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンパワード オリジナル・サウンドトラック

ウルトラマンパワード オリジナル・サウンドトラック

 

  パワードドラコはバルタン星人によって地球に送り込まれた怪獣。ウルトラマンパワードを倒す為の尖兵として戦い、最終決戦前にウルトラマンを大いに苦しめた。初代ウルトラマンと戦った個体とは出現経緯や外見も大きく異なっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンダイナ O.S.T リマスターBOX

ウルトラマンダイナ O.S.T リマスターBOX

 
ULTRA-ACT ウルトラマンダイナ (フラッシュタイプ)

ULTRA-ACT ウルトラマンダイナ (フラッシュタイプ)

 

  ガイガレードはウルトラマンダイナと戦った怪獣だが、それ以外の情報は少ない。重要な局面においてスフィア合成獣になった個体も登場しているが詳しい生態等も不明である。

 

 

 

 

 

 

 

 これにて今回の報告は終了。

 

 次回を以て単騎侵攻怪獣の解説は一段落となる。それ以降はまた特定の属性怪獣について解説していく予定だ。

                                    以上