雷撃獣神ゴロサンダー
シリアスにぶち込むなんて勿体無い!と思わんでもないガルシアです。
前回に続き「ウルトラマンタイガ」から、衝撃の新怪獣ゴロサンダーを紹介。
気に入ったらFANBOXの制作過程も見て欲しいですね
トライストリウムの猛攻に敗走したトレギアが標的をヒロユキの周辺に変えて来た段階。より身内を狙う霧崎=トレギアの様子は現代悪の擬人化の1つとして非常に恐ろしいものがあります。呼び出されたゴロサンダーは社長をヘソにしまい(落差)しこを踏んで(落差)雷を撒き散らす大暴れを見せる!しかし囚われる直前の社長から励ましを受けていたヒロユキ達はその言葉を胸に強敵を撃破するのでした。
コミカルな風貌の強敵をシリアス回で見せるという面白さもある一方で、本筋に絡まないゴロサンダー主役回として見れなかったのが残念でした。それこそ社長を巡って相撲勝負というありがちな展開でも、トライスクワッドと三番勝負(出来ればこの回でフォトンアースを出す)、負けて怒ったゴロサンダーとトライストリウムで決着とビジュアル的にも派手になりそう。なんならここでタロウ出してモチロン回の父みたいな説教をしてゴロサンダーを帰らせる結末でも良い気がします。
ともあれ元号変わって尚昭和感を持ち込むデザインは秀逸。それでいて近年の造形技術で格好良いパーツもバッチリ決まっている贅沢な怪獣です。武器のゴロン棒を握った時の着ぐるみ特有のひしゃげ感が好きだったので絵でも再現してます。
資料に使ったのは宇宙船。珍しく児童誌より先に新怪獣の写真が載るという現象が起こりました。それでも次回予告が出るまでは一旦待機。映像からポーズを決めて制作を始めました。ギガデロスは手元や足元の形状が掴み辛く難しい制作でしたが今回はスムーズだったと思います。
ソフビの造形も良く出来てます。今後再登場しにくい設定でしたが、赤鬼的なものと捉えるとカラバリで親戚ぐらいは出せるのかも…?
#ウルトラマンタイガ 第19話放送記念絵、雷撃獣神ゴロサンダーです。昭和2期感が漂うデザインでありながら近年の洗練された造形による格好良さ、無骨さもある贅沢なウルトラ怪獣です。
— ガルシア@腰痛大臣 (@garcia1053) 2019年11月9日
お話は緊張感が残る段階とはいえ、絵の方はちょっと楽しげな雰囲気にしてみました。 pic.twitter.com/j4x4RIq6Wc
今回もさらっとした振り返りになりましたが、最終回も近いので丁度良いのかもしれません。
それでは、また。