絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

第2回「ベリアル融合獣 ペダニウムゼットン」

 ウルトラマンジード12話、見ました。

 

 

 前回からの緊張感漂う空気を引き継ぎつつ、寺田農さん演じる錘さんのキャラクターがクッションになって面白かった…

 

 リクの出自に関しては11話で語られましたがあくまで生物としての出自。その後関わる人次第で人間いくらでも価値を見出せるというのも素敵でした。

 

 新形態マグニフィセントのデザインも、銀の鎧を纏いつつ肩から現れた武骨な赤い角がリスク的なものを表現してるのかな?ウルトラ戦士としての気高さだけでなくベリアル融合獣と似たパーツなので…(あくまで個人の解釈

 

 

 

 

 そんなリクの復活を描いた今回ですが、メインのバトル前から要所要所に挟まれた大破壊シーン。これもまた田口監督ならではという感じで。今回の出張版大怪獣倉庫(仮)は、ドラマを彩った怪獣を紹介。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:garcia1053:20170923104327j:plain

 登場:ウルトラマンジード

 身長:65m

 体重:5万4千t

 必殺技:ペダニウム・メテオ

 

 宇宙恐竜ゼットンと宇宙ロボットキングジョー。かつてウルトラ戦士を倒した個体も存在する強豪が融合を果たし、若きウルトラマンを苦しめました。ベリアルの要素が加わっているので正に「ウルトラ戦士を倒すための怪獣デザイン」として適格な素材選択ですね…

 

 素材となる2体は生物とメカでありますが、どちらも「機械的な動き」「感情を感じさせない戦い」「宇宙人の侵略兵器」といった共通点もあり、今思えば必然と言えるフュージョンでしょう。

 

 ベリアル融合獣は他の2体も含め、元の怪獣のイメージ以上に凶悪なイメージが付与されている気がします。目つきであったり各部の鋭さであったり。ペダニウムゼットンの場合は体の大きさがそれにあたるのではないかと思うぐらいに大きな印象を受けました。怪獣って大体ウルトラマンより大きめだけど、今回は特に。

 

 

 

 制作に際して児童誌を集めたりソフビのサンプル画像を参考にしましたが、着ぐるみの全身が映ってる写真が意外となくて久しぶりに下書きから苦戦した覚えアリ…。他の融合獣は走り迫る感じだったので最初はそれに合わせるつもりでしたが、中ボスポジションということもあって正直に正面、緊迫感は俯瞰の構図で出す、という流れに。

 ただ、腕を強調するという点は他2体と共通させてます。その中でウルトラマンオーブ」のベリアルのカードのオマージュをしたいと考え、手の甲と爪を見せるポーズとなりました。

 本来ペダニウムゼットンの指は3本ですが、上記の理由を分かりやすくするために、また、中ボスでより強い怪獣=ベリアル成分が強いと解釈したためにこういったアレンジをさせて頂きました。実際忘れてたというのもあるんですけどね!

 

 色は簡単に分けると金・黒・赤と操りやすい3色だったので今まで通りというかあまり考え過ぎずに彩色出来ました。はみ出しに気を付けたぐらいかな…(初心者かよ

 目の色だけちょいと迷いましたが資料の写真に従って、映像より気持ちカラフルに。

 

 

 

 

※関連商品(なんと素材となった2体とも可動フィギュアが発売済!

 ↑どちらも購入したんですが、可動フィギュアとは思えない塗装に驚嘆です。

 

 

ウルトラ怪獣DX ベリアル融合獣ペダニウムゼットン

ウルトラ怪獣DX ベリアル融合獣ペダニウムゼットン

 

 ↑ソフビも先週から発売中。タッパがあってド迫力!

 

 

 ↑ペダニウムゼットンを倒したマグニフィセントのソフビは今日から発売。ゼロスラッガーを父の角に見立てるという秀逸なデザイン…

 

 

 ↑先週から登場しているウルトラカプセルがこのセットで勢揃い。私もこれ書いたら買いに行きます!w

 

 

 

 

 

 如何でしたか?初回から連続でベリアル融合獣だったので、次回は別系統のチョイスにしたいところです。

 

 それでは、また。