絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

No.004 テンポリト星人

「ヒッポリト星人さん!テンペラ―星人さん!」

 

 

 

「強者の風格、魅せつけます!」

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 今回紹介するフュージョン怪獣は、初期実装怪獣の1体「テンポリト星人」。ウルトラ兄弟を苦しめた強豪宇宙人同士の融合の実現です。

 

 「地獄」と「極悪」の名を冠する2人は近年とある戦いで奇妙な友情を感じさせた影響か(?)、知らない間に相性の良い星人になっていたことが判明したのです。色も赤と青、ベストマッチ。ヒッポリトタール、ウルトラ兄弟必殺光線といった技も健在ですが、お互いの能力をミックスさせた技を生み出す事でフュージョン怪獣も真っ青顔な戦いを展開出来ます。火炎攻撃、ビームウィップ等サブウェポンの豊富さ、過剰なまでの自信で相手を圧倒し続けます。

 

 ステータスは一見平凡。しかしそれは必殺技を撃つまでの話。相手が気付く頃には辺りは焦土と化し、浅はかさを後悔しながらこの宇宙から消え去ることでしょう。重要なのは戦いをその瞬間まで引き延ばすこと。多彩な技で派手なバトルを演出しつつ、最強の一撃までのお膳立てを完遂しましょう。

 

 その最強の一撃こそ「エンペラーインフェルノ」。ヒッポリトタール使用時に現れるカプセルをセットし相手を誘導すれば準備完了。閉じ込めた敵をタール漬けにし、そのままチャージしておいたエネルギーを全力放出すれば、どんな屈強な怪獣も宇宙の藻屑へと成り下がります。カプセルが壊れても尚放ち続ける地獄の業火で、宇宙最強の名を勝ち獲りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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「俺の名はDr.JJ。フュージョン怪獣について研究している。このコーナーでは特別に俺から戦闘時のアドバイスをしてやるぞ…久しぶりだな…」

 

 

①必殺技の為の戦いを展開せよ!

「平凡なステータスとは一変して必殺技の威力は他の追随を許さない。これを活かすには、そこまでの時間稼ぎが必要というわけだ。2体の宇宙人が持つ多彩な技をそのまま使えるだけでなく、オリジナルの技へ昇華することも出来るなら、活かさない手は無いな…?」

 

②性質:傲慢

「傲慢の性質を持つフュージョン怪獣は、基本的にその自信故全体的な能力値が上乗せされる。しかし体力が半分まで下がると逆に下がる、という弱点もあるがな。ヒッポリトタールやビームウィップといった相手の動きを制限する技で体力の消耗を抑えるのも手だろう」

 

③合体光線は組み合わせによって変化する…?

「おい、何で疑問形なんだ!変わる、で良いだろ!…先程言ったようにテンポリト星人は既存の技からオリジナルの技を生み出せる。見た目は普通の光線だが、組み合わせる技によって属性や追加効果が変化するのだ。相手にとっては喰らうまでどんな技か分からないという利点もあるからと言って無駄撃ちはダメだぞ…?」

 

 

「要するに…

 

 必殺技の準備をしつつ、相手の動きを封じて体力を温存すれば、無敵!

 

 と言ったところか。極端な表現は油断を招くから好きではないが、事実それだけのパワーを持つフュージョン怪獣なのだ」

 

 

「以上だ。ヒッポリト星人は初めて地球に降り立ってから45年もの年月が経ったらしい…まためげずに地球に行ってもらいたいもんだなぁ」

「最後に、偉大なる2大宇宙人のアイテムを教えてやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ19 ヒッポリト星人

ウルトラ怪獣シリーズ19 ヒッポリト星人

 
ウルトラ怪獣シリーズEX スーパーヒッポリト星人

ウルトラ怪獣シリーズEX スーパーヒッポリト星人

 

 「初代以外の個体も目立つせいか、フィギュアに加えカードでも多く見られるみたいだな…ま、強いかどうかは別として…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ20 テンペラー星人

ウルトラ怪獣シリーズ20 テンペラー星人

 
ウルトラマンメビウス ウルトラ怪獣シリーズ2006 SP テンペラー星人

ウルトラマンメビウス ウルトラ怪獣シリーズ2006 SP テンペラー星人

 

 「初代も平成アレンジも格好良いねぇ~…、SHODOはマストアイテムとのことだ、興味があるなら探してみるんだな…え?何故稼働してないDCDのカードまであるんだって?使えるかどうかじゃない、カードは持っているだけでも価値があるのさ」

 

 

 

 

 

 

 

 如何でしたか?更なる怪獣の進撃に乞うご期待!

 

 次回、キーワードは「黒い羽」「赤いマント」。