透明宇宙人バイブ星人
本日も怪獣絵。ガルシアです。
今回は「ウルトラマンレオ」よりスケルトン通り魔(?)バイブ星人です。
体を振動させることで透明になる宇宙人。同作に登場したツルク星人と同様通り魔的な野郎ですが、今回もゲン=レオに濡れ衣が。
スチール写真や↑の動画サムネで長らく勘違いしてましたが、レオと直接戦っていないというのも特徴。ウルトラ戦士と戦っていないといえば「ウルトラマン」のぺスターもですが、実はどちらも13話という偶然。どちらも消火と救助、戦闘が無いとはいえ重要な見せ場があるのは良いですね
本編を一通り見た後の方が宇宙人の印象が薄くなった不思議…デザインと能力のインパクトが大きかったからかしら…そんな訳でバイブ星人、制作開始です。
怪獣的なデザインが多いレオ宇宙人。バイブ星人も巨大化後は牙が並ぶ口が目立ちます。キラッ↑キラの目とのギャップもあって覚えやすいフェイス。
最近慣れてきた発光表現といつもの泥臭い塗りでギャップを再現。
分かり辛いですが透明な羽(?)。本当なら背景が透けるようにしたかったんですが、その辺は今後余裕が出て来たら実験してみたいと思います。てか出来るの…?(
後この写真ではまだ塗ってませんが、腕のクリア板(急に現実的な表記)はカッターっぽくしてみました。元々そういう意図があったのかもしれませんが、より分かりやすい形状に。
胴体にも透明なパーツが。重なることでまた難しい色合いに…
自分の場合透明な部分は銀色部分と似た色を使うことが多いです。青や紫、赤紫の薄いヤツを中心に使いつつ、汚れ具合なんかも見て追加の色を選びます。
そのまま足へ。構図的にはあまり描き込まない部分ですが、形状はなるべく着ぐるみから外れないよう注意。アレンジしてスマートな印象を与えるのも面白そうですが、塩梅が難しそうなので断念。レオ怪獣は比較的アレンジがしやすい部類だと思っているので、また別の機会に控えめにやりたいですね
そんな感じで完成。いつも以上に距離が近く感じる背景処理、透明さを表現した文字なんかも試してみました。また幅を広げていきたいです。
次回もお楽しみに。
それでは、また。