次元凶獣カミソリデマーガ
夏に見て、秋を超えて、冬にようやく映像でのお目見えです。
今回の怪獣は「ウルトラマンR/B」よりカミソリデマーガです。
湊家の母、遂に帰還。ジャイロを持ち去った理由はツルちゃんの作戦を知ったからではありましたが、行方知れずの原因は愛染社長の作った機械でした。息子がウルトラマンになったのには自分に責任があると言い最後にはジャイロを取り上げてしまいましたが、地球爆破以外に危機を回避出来る方法とは一体何か。
ホームドラマ的な空気は最後まで変わらず最終決戦直前というムードがあまり無い今作ですが、ルーゴサイトの現状を聞くに本当にこれまでのウルトラシリーズとは違ったラストを迎えそうな予感。残り3話です。
ウルトラマン フュージョンファイト/【ルーブクリスタル】【刀】カミソリデマーガ [ガシャポンルーブクリスタル03]
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これまで怪獣が確認されてこなかった世界観でしたが、野生怪獣が存在しなかった訳ではないのは20話で判明しています。今回はお母さんが戻ってくるのに紛れて(紛れてはいない)やって来た異次元怪獣というアプローチでした。
「ウルトラマンX」登場の熔鉄怪獣デマーガの亜種ではありますが、より金属質な体、ツルギデマーガ以上に突出した背中の刃が特徴。名前が出る前はサイバーデマーガ、メカデマーガといった推測がされている様子を見ました。サイバーデマーガはオレンジ系なのですぐ違うのは分かったんですが「カミソリ」という名前を予想出来た人はほぼいないのでは…
今回はそのカミソリデマーガの制作過程を掲載。夏に描いたものなのでかなりの時間差です。そう、正に時を超えて戻ってきた異次元かあさん的な…(
まず有難いことにツイッターにてウルフェスで撮られた写真をお貸ししてくれるフォロワーさんがいたのが全ての始まり。元々去年描いたキングギャラクトロンと同様制作計画自体はあったんですが、ここまで着ぐるみに寄せて描けたのは超協力プレーあってこそ。
まずはその写真から全身の造形を把握しつつ、メインに使うものは体の半分以上ほぼ模写出来そうなものを選びます。加えて公式が公開した写真とは違う魅力が引き出せそうな角度であれば尚良し!そんな贅沢な条件を満たす写真が普通にあったのがまた有難いポイントでした。
大体のポーズを決めたらまずはノートにサラサラとラフを。実際に描く時と同じサイズで描いてしまえば後はトレス台(百均アイテムのみで構成)でいつもの紙に描画。下書きまでの時間も良い感じに短縮出来ました。
この辺はいつも通り「面積の少ない色を先に」「初手ハイライトは大きめに」を守り…とは言いますがこの時は今ほど塗り方定着してなかった気がしないでもない(
黒いボディはステージ特有の彩度の高い照明も敢えて再現。昔から黒、銀、灰系のグラデーションには紫や青を使っていたし、緑系の色もあるのでその補色としても紫は相性が良いんですよね…
目は縁をちまちまと黄とオレンジで。影を濃くしたのでより光ってる感じになってます。
刃の塗りになると更に紫を強調していきます。
頭部も光沢を意識しつつ発光体というよりはメタリック的な表現に。
おまけで文字も。全体的に斬撃又は刃物そのものを表現した字体にしました。デマーガといえば「X」ということで「ーガ」でバツ印を作ってます。
ウルフェス開催中は肩書きが伏せられていたので名前のみとなってます。
#ウルフェス2018 に突如出現したカミソリデマーガ!もうすぐ終わってしまう祭に思いを馳せながら描きました。
— ガルシア@複眼とベルト描き込むマン (@garcia1053) August 24, 2018
今回はなんとSiratakiさん(@Sirataki24st_)から写真を見せて頂いたお陰で格好良くなりました。鋭いヤツ、ありがとうございます! pic.twitter.com/ifncEFgYs5
そんな訳で完成しました、8月に(
pixivの方はサムネがグルジオボーンですが、ちゃんといます。
楽しみが増えるのでウルフェス先行登場も定着すれば良いな…
次回は恐らく新怪獣。まだ手を付けてませんが何とかしましょう
それでは、また。