絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

【鉛筆絵】仮面ライダー王蛇

  月内完成を果たしたのでブログの方も月が替わる前に更新です。

 

 今回は「龍騎」より王蛇です。

 

 今年の8月までに20作から1人ずつ選んで描くという自分の計画も今のところ順調。今月の真ん中にファンアート企画用に1枚こさえた割に予定通り進んでおります。

 

 

 

【過去記事】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダー龍騎 Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

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第18話

第18話

 

 

 現在(というか今日から)「RIDER TIME仮面ライダー龍騎」の配信も始まり、「ジオウ」29話では剣編開始と平成1期ライダーファンにとっては平成の終わりと思えないお祭り状態。

 

 今回の制作は決して狙ったものではありませんが、結果的にタイミングが重なったので良かったです。何かしらイベントにかこつけて公開したものですので

 

 早速制作過程を紹介です。

 

 

 

 

 

  線画の段階で進みの良さを感じていたんですが、下塗りも1日で半分まで出来ました。すぐに全体を塗ると手とこすれてぼやけてしまうのでまずは1/3ぐらいで中断。

 

 下塗りに関してはギャレン轟鬼の制作において使いましたが徐々にテキトーになっていた節があったので改めてしっかりと。

 

 

 

 

 

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 いつもはマスクから塗りたいんですが前述の手のこすれを考えて肩から塗り開始。とはいえ王蛇は上半身アーマーの横幅とスーアクの次郎さんの体型のバランスが大事なので、頭から肩や腕の形を整えています。

 

 この時も進みが早かった上に質感も自分好みになりました。これが今後の鉛筆絵に活かせるようにぼんやりと分析しています。

 

 

 

 

 

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 一方マスクはやや時間が掛かっております。目の周りの立体表現が地味に難しい。頭部両側にあるディティールの反射も見所です。

 

 

 

 

 

  腕を描き始める。龍騎ライダー共通のハードポイントは描き辛いこた描き辛いですがフィギュアとかでなんとなく構造を理解しているので普通に描けました。

 

 立体物をそのままモチーフにしなくてもこういう時役に立つので再現度の高いフィギュアは買うに越した事は無いのです。

 

 

 

 

 

  下塗りした部分を描き切り、そのままアドベントカードへ。何気に手持ちのカードを描くのは珍しい。普段は立体感を出す描き方を心掛けていますが、こういったモチーフは真逆の事をすれば良いのです。

 

 どちらかというと印刷部分の再現がネックだったり。うっすらと見える「ADVENT CARD」の字も控えめに。

 

 

 

 

 

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 この時点ではこんな状態でした。前腕のシルエットがやや歪んで見えるのでこの後修正しています。影が濃い方を太くするだけで済んでラッキーでした。

 

 

 

 

 

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 そしてこの後も同じ描き方で進行。画面の右下は資料では文字がかぶっていたり影が濃かったりで描き込みが難しかったので思い切ってゴリゴリと塗ってみました。

 

 

 

 

 

  バックルに突入。シルエットはシンプルながら中央の情報量が多いのでパーツ内に収めるのが難しいベルト。制作開始からここまで鉛筆をあまり尖らせずに来たんですが(そして恐らく質感が出せた一因がこれなので)、ここで別の尖った鉛筆を用意して描き込みます。

 

 ちなみにベルト周りは文字によって隠れていたので他の写真も参考にしています。

 

 

 

 

 こうして完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 仮面ライダー王蛇です。可動フィギュアではなかなか伝えるのが難しいボリュームも再現出来たと思います。ブランク体とか言わない(

 

 

 

 

 

 

 ツイッター、pixivでも公開中。

 

 ツイッターに透過PNG載せようとしたら出来なくてクッソ悔しかったバージョンもありますので興味ある方は探してみて下さい。

 

 それでは、また。