絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

【鉛筆絵】仮面ライダーアギト バーニングフォーム

  先日完成させたアギトの作業振り返りです。

 

 デアゴスティーニのデータファイルが資料になってますが、見た瞬間描こうと思える格好良さだったので今回形に出来てとても嬉しい。

 

 

 

 

 

 

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  いわゆる中間形態となるとトリニティフォームもありますが、最終形態への布石という側面もあるバーニングフォーム。今でこそ途中の強化形態からの変化、アイテムの併用といった要素は当たり前ですが、多分鎧武辺りから習慣化されているような。

 

 大分前に出たアーツ、可動域はいまいちながら造形物としては満足度高いのです。

 

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギト バーニングフォーム

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギト バーニングフォーム

 

 

 

 

 

 そんな訳で昔の写真も貼りつつ絵の話を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 最初に線だけ引いた状態。アギトのマスクはクウガとの相違点はもちろんクラッシャー(顎)周辺のバランスで印象が大きく変わります。思ってたよりサラッと描けたので良かったですけど…

 

 

 

 

 

 作業期間は10日ほど。影の濃い部分が多く細かいディティールや明るい面の描写で時間を取られる事も無くスムーズでした。この時点でスモークも最低限描いてます。

 

 

 

 

 

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 更に進めてこの通り。肩と胸が一番時間が掛かるというのは想定してたので影の濃い方の片胸で描き込み具合を把握しつつベルト周りの線も詰めていきます。

 

 

 

 

 

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 両胸描けた状態。肩アーマーと繋がってる感も意識しながら陰で細部が分かりにくい部分も進めていきます。今回はオルタリング以外詳細には調べず印刷に従うかたちで描いてます。

 

 

 

 

 

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 下半身もしっかり。ベルト中央の発光部は玩具のモールドを参考に描き加えてます。

 

 

 

 

  いつも最後に描く複眼。暗い中にいるライダーというと発光してるシーンもありますが資料の写真では外からの光がメイン。ゴーストの時は発光してる複眼を描いたので良い差別化になったかしら

 

 こうして完成したのがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 仮面ライダーアギト バーニングフォームです。

 

 いつもよりコントラスト編集も控えめ、スモークの影もタッチが見えるような描き方で鉛筆絵感を強調してます。そして今更振り返るとここ数ヶ月のライダー絵は基本ツルッとしてるパーツが多いので久しぶりに外殻、筋肉的な表現が出来ました。

 

 「アギト」ではアナザーアギト以来の制作。何気にG3系統全く描いてないのでまたの機会ですねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

 現在はデフォルメ怪獣を制作中。3体増える予定。

 

 それでは、また。