絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

超古代竜メルバ

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 珍しく過去絵投下も兼ねた更新。

 

 「ウルトラマンティガ」よりメルバです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ 62 メルバ

ウルトラ怪獣シリーズ 62 メルバ

 

  何かとゴルザとセットにされる割には相方に追い越されてる感が否めない超古代竜。メルバという単語だけで検索をかけてもすぐ怪獣に辿り着かないのも不憫さを際立たせてます。

 今まで一度も映像における再登場が無い為ゴルザの様な別個体、亜種形態が存在せず、妄想が捗ると言えば聞こえは良いですが要は妄想の余地しか無い始末。早いとこメルバ沼が潤う事を祈ります。

 ウルバトでは回避スキルをしっかり持ってる癖に元のステータスの回避力が低いというのもまた受難(※スキルは怪獣の戦闘数値に応じて数割アップ補正をかけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 絵について。平成ウルトラのテレビ放送にて初陣を飾ったと共に一番最初に撃破された怪獣という事で「タイガ」放送前に描きましょうと制作したものになります。

 

 当時は鉛筆ライダー絵が中心の制作計画でして、同時期に描いたトドラ等も合わせて約2ヶ月振りの怪獣絵。去年定着したかに思えた塗りが「R/B」放送終盤頃やや怪しいのでは…?という一抹の不安が現実になりかけた時期でもありました。

 

 実際ヘルベロスとトドラはもう少し実写寄りにしたかった…

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラエッグ メルバ

ウルトラエッグ メルバ

 

  そしてこのメルバややこしい事に着ぐるみ、フィギュア、CGどれも絶妙に相違があってアウトプットが非常に難しい怪獣でもあるんですね。

 

 自分も絵を描く時、造形物とCGの好きな部分を合わせて再現する事はありますが、それはあくまでどれか1つを軸にしてるからアレンジが成立するだけ。一部パーツに限りCGを再現出来るのは、着ぐるみと造形物、複数のモチーフを土台に出来るという前提があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな訳でメルバについては「格好良さ優先」を合言葉に各媒体での姿を改めて観察、各部着ぐるみに近付けつつもパーツ毎に格好良いと思うものの要素を入れて完成に至りました。体表がやたら赤めなのはCGリスペクト、羽の青みはファッション的な(

 

 過去絵なので作業中の写真はありませんが、たまにはこういった形で過去絵を掘り返させてください。ティガ1話放送日にやるべきだったかな

 

 それでは、また。