絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

海獣(ウルトラマンマックス33話より)

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 こんなヤツいたっけ?と言われる覚悟で描き込みました。ガルシアです。

 

 前回に続き「ウルトラマンマックス」より、海獣です。名も無きウルトラ怪獣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それもそのはず、この海獣というのは「タイニーバルタンがウルトラマンに変身する人間と仲介が出来るであろう少年とコンタクトすべく起こした怪現象の一つ」。要は幻影です。

 バルタンがテキトーに見せたものなのか、実際に生息するものをモチーフにしたのかは不明ですが、今回は実際にいる怪獣と想定して泳いでいる様子で制作しました。

 

 何でこんなチョイスかと言われると、作品単位でまとめて描く時にメジャー寄りの怪獣をわざわざ選ぶよりは、選ぶ確率が低いであろう怪獣を描く方が有意義だと考えているからです。実際リクエストとかで有名怪獣はすぐ選ばれるので自分から描くことも無かったり…(リクエストされる時点で普段から描いてない証拠になっている気が

 

 

 

 

 

 

 

 

  今回も超百科を使用。と言っても全身の模様やヒレの形状を確認する程度で、メインは映像から。

 

 

 

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 頭部がアップになるシーンと背中を向けたシーンしか参考に出来そうなものが無かったので前者を基に線画。モールドより模様が多いのでここまでは難易度低し。

 

 

 

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 この時点でデフォルメ絵ではなく模写絵の手順に。普段は決まった色に拘らないと言いつつある程度使う色を決めて進めてましたが今回はまずDVDで確認出来た部分は映像順守で彩色。その後図鑑に小さく載ってる全体像を参考に色分けしつつ既に塗った色に合わせていくという流れです。

 

 

 

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 影になるであろう部分を薄い色のペンで簡単に描いて、模様の位置に中間色を入れ始めた図。

 

 

 

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 体の半分以上映ってないので全身のカラーリングと示し合わせつつ実写に寄せるのがやたら面倒です。赤い模様のところはハイライトを意識。

 

 

 

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 模様描き込む前の段階だとこんな感じ。後ろの方はあまりハイライト気にし過ぎず塗る。実際の模様とどれぐらい近いか分からないけど、気にせず塗る…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな感じで完成。コイツをここまで描き込んだのも自分以外にいるか分かりませんが、だからこそ誇らしいものがあったりなかったり。

 

 マイナー怪獣は競争率が低いから周りの反応を気にせず描けるという利点とか、人と違うことしたいとか、他にも色々思ってることはありますが(

 

 それでは、また。