絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

宇宙有翼骨獣ゲランダ

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 過去絵が追加編集無しで載せられるとなると、更新数も増えるわけですね。

 

 ガルシアです。

 

 

 

 

 

 

 今回紹介するのは、ツイッターの企画絵で描いたもの。ウルトラマンダイナの映画にて登場したゲランダです。描く前にアマプラで映画を確認(無料期間終わって泣きそう)したんですが…

 

 本当に冒頭数分の戦いで倒されてしまったのに改めて驚き。映画が始まってから数えて3分ぐらいでした。ここまでとは。

 

 あんな立派な着ぐるみがあって数分の出番、着ぐるみの改造の話も聞かないので妙なレア感があるんですよねぇ…

 

 

 

 

 

ウルトラ怪獣シリーズ35 ゲランダ

ウルトラ怪獣シリーズ35 ゲランダ

 

  資料はもちろんソフビ!…と思ったんですが、色まで寄ってしまうので手元の紙媒体や大怪獣バトル等のCGモデルなんかも参考に。これまたデアゴスティーニのページがあったので有効活用。驚くほど大きな写真で全身が見れる有難み。

 

 実際の着ぐるみ、ソフビ、CGが存在したゲランダですが、それぞれの色合いに差異があったりします。着ぐるみとソフビはほぼ同じですがスミ入れがないせいか印象が変わりますね。CGは骨部分の黄色みが減り、青部分も緑けが抜けて紺に近いです。

 

 今回は着ぐるみ順守の色にしつつ骨部分は少し彩度を落とす感じ。

 

 造形やポーズに関しては良いとこどり。格好良く見える角度を色々切り取って混ぜつつ、横に大きく開いた羽は正方形構図に収まるように本体と示し合わせながら決めてます。

 

 作業はいつも以上に時間を掛けたというか、色を決めながらちまちまと進めてました。筆跡も自然な感じで良かったと思います。あんまりちまちまやり過ぎると点々と跡が残る時もあるので(汗

 

 線画の時点で準備していたとはいえ、背中の骨と肉の間にある空間も色で再現出来たのは大きかったなぁ。

 

 右腕、体、左腕の位置関係を強調する為に各パーツ周辺のコントラストをしれっと落としてます。

 

 

 

 

 

 ここ最近の制作では特に上手くいった1枚。

 

 これを機にデフォルメ絵の彩色が丁寧になったとかなんとか…

 

 それでは、また。