No.039 ドレンゲロスト
「ドレンゲランさん!グロストさん!」
「冷たいヤツ、頼みます!」
宇宙が震える氷怪獣軍団最後の壁として立ち塞がるのは、鉱物と堅氷の体を持つ「ドレンゲロスト」です。これまでの怪獣と比べるといまいちパッとしない様にも見えますが…?
鋼鉄の龍の如き姿で新世紀戦士と戦ったドレンゲランと、密やかに侵略を進めた冷気満ち満ちる宇宙人グロスト。何があったかこの2体がフュージョンし、最難関の氷山と化したのです。巨大な体の各部は非常に鋭く、重量級の攻撃の殺傷力を更に上げています。おまけに表面は堅い氷に覆われており、ダメージを噴き出る冷気で再生してしまうのです。その冷気を纏う体表は触れたものを傷を付け凍結させてしまうといった徹底的な鉄壁を誇ると来たら、最後の壁と呼ばれるのも納得出来るはず。
しかしこの壁の向こうにはフュージョン怪獣による騒乱を巻き起こした存在が待っています。必ず倒して、宇宙の平和を取り戻しましょう!
必殺技は、周辺に鉱物と雹を撒き散らす「スティールヘイル」。威力こそ低いですが攻撃範囲は自分以外。というか自分をも巻き込んで発動するのですが、体の元になる物質を使っていますので自分は逆に体力を回復してしまいます。一見稚拙な無差別攻撃に見えても効果を知っているからこそ奔放に振る舞えるのです。
「俺の名はDr.JJ。最後の怪獣は単純だからこそ攻略が難しい防御型か…面白い…」
①攻撃と防御特化の鉄壁怪獣!
「能力値は攻撃と防御に偏っている。性質も凶暴なので威力を上乗せされた強力な一撃で敵の体力をガンガン削れるぞ。体力値は低いので注意は必要だが、それも踏まえて次の項目を見ておけ」
②ダメージを受けてこそ真価を発揮!
「体力が低いので攻撃を受ける前に早期決着といきたいのも分かるが、ドレンゲロストは攻撃を受ける度防御力が上がっていく能力を持っている。おまけに相手が物理攻撃をしていれば相手にもダメージが蓄積されるのだ」
③必殺技で体力回復!惜しみなく使おう!
「必殺技は自分以外にダメージを与えるだけでなく、自分だけ回復してしまうという実にズルい技だ。しかも吸収系みたいに攻撃が失敗すると回復出来ないというリスクも無い珍しいタイプだったりするぞ」
「要するに…
居座って防御を上げ続けよう!必殺技は回復技と割り切ってガンガン使え!
と言ったところか。別の怪獣で相手の攻撃を減らしてから繰り出したり、回復したりとサポートを受けて戦えば一層強靭な怪獣になるぞ」
「以上だ。ここまで強敵がいるとなると、こちらも新たに仲間が欲しいところだな」
「ドレンゲランはパイロット版登場ということで商品化は…一時期されていたらしい。ソフビとガチャで持ってるヤツは意外と多そうだ」
「グロストはあんまりといったところか。この時期には有難い扇風機なんかでグッズ化してやったらどうだ?なんてね…おい、ペギラやガンダーの方がありそうとか言うんじゃあない」
【過去怪獣紹介三選】
防御が高く体力が低いサタンアントラー。こちらは毒属性の攻撃やスキルを受けると回復するので、相手によって使い分けるのも良いですね。
攻撃力に特化したジャグラスザムシャー。低確率で必殺技が一撃必殺になったり防御値無効のダメージを与えたりと、ドレンゲロストキラーと言える存在です。
豊富なスキルで多くの状態異常を引き起こすタッコトロン星人。防御力が上がらない様に混乱や毒による自滅を狙うのもアリですが、その分こちらが受けるダメージも想定しないとすぐダウンしてしまいますよ。
如何でしたか?
これにて第9弾「ヒヤッとして暗黒郷」登場怪獣の紹介は終了です。
強力なフュージョン怪獣を倒し敵の本拠地の情報も掴めました。
このまま打倒黒幕!…と行きたいところですが、Dr.JJは今回の戦闘を鑑みて戦力増強を提案しました。
我々以外に平和の為戦うフュージョン怪獣を探し出すのです!
次回からは第10弾「フュージョン大魔境」登場怪獣を紹介していきます!
平和の為に戦うどころか自由気ままな連中もいますが、無理矢理連れていk…
もとい、説得して仲間にしていきましょう。
お楽しみに!