絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

【鉛筆絵】仮面ライダーコーカサス

  久しぶりな感じがする鉛筆ライダー。

 

 今回は夏と言えば甲虫ということで「劇場版カブト」よりコーカサスを制作。

 

 

 

 

 

 

 

 

  カブトと言えば特写の存在を知ったのがこの辺の復刻版写真集だった訳ですが、映画ライダーの資料は少なめ。いつものデアゴスティーニのデータファイルを使って描いてます。

 

 ZECTのライダーを描くのは2012年のザビー以来。当時が一番質感出せてた感あるので正直そこまでレベルアップした印象は無かったり。作業途中の写真も交えて見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

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 開始初日数時間で大体の形が取れたのはラッキーでした。各パーツがシンプルというのもあります。

 

 

 

 

 

  アップが過ぎる。まずはマスクから。金属光沢に加え左右の角の角度、クラッシャーの溝も都度修正。

 

 

 

 

 

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 首から右肩を輪郭に沿って塗っていき、右肩の形が取れたら本格的に描画開始。金と銀の色味がなかなか難しい。

 

 細かいシワはやや省略。あんまり追い過ぎると素材に近い印象を与えてしまうので…と言いつつ見返すと省略出来てない気がしてきます。

 

 

 

 

 

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 凹凸が少ないパーツは時間が掛かります。丸みと厚みを意識してます。

 

 

 

 

 

  二の腕。アーマーの隙間の黒地スーツも一緒に描いてます。明暗差もあるので描き分けは楽。

 

 

 

 

 

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 もう片方も。光を強く反射している部分が意外と少なくグラデーションの塩梅が地味に難しい。

 

 

 

 

 

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 ゼクターと手首。こういった細かいモールドが多いアイテムは今年に入ってからも何度か描いてますが、シリーズによって描き味が変わるというか、決して近いものを描いた感覚はしない不思議。

 

 この段階になるとデッサンの狂いはともかく線と線、パーツとパーツの繋がりが矛盾して見えない様に調整もしていきます。

 

 

 

 

 

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 左腕。この部分も明暗差が思ったより控えめで地味に苦戦してます。

 

 

 

 

 

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 ベルトにも注目。このバックルは結構描きやすいんですよね

 

 

 

 

 

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 右手首。指描くのめんどい( ˘ω˘ )

 

 

 

 

 

 

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 複眼。モールドがそこまではっきり見えなかったのであまり深追いせず、透明感と素材感だけ意識。

 

 こうして完成したのがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 仮面ライダーコーカサス。夏の映画に登場したライダーでありカブトムシ最強と謳われるコーカサスモチーフのライダーと、この時期に描くにはピッタリですね。

 

 出来れば腿まで描いて次郎さんライダー特有のマッシブな感じもお伝えしたかったんですが最近どうもベルトが切れるか切れないかぐらいの構図が定着してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ほぼ同時更新。

 

 鉛筆ライダーは次回で一段落。実はまだどの形態を描くか決めてません。8月をお楽しみに。

 

 それでは、また。