「他人の力を頼りにしない事」から「僕らは皆でウルトラマン」へ。
劇場版ウルトラマンジードを見て1週間経ってふと思ったお話。
帰ってきたウルトラマンの頃は「他人の力を頼りにしない事」といっていたウルトラ5つの誓いから40年以上経ち、「僕らは皆でウルトラマンなんだ」というセリフが大々的に予告で打ち出される風に変わったんだなぁと今更ながら思ってしまいました。
もちろん帰マンの誓い的には「まず自分の力で」というニュアンスがあるかもしれませんが、当時のスポ根ノリを考えるとやっぱり大きな変化を感じられました。
加えてウルトラマンレオではサブタイでも「泣くな!お前は男の子」と伝えていましたが、これも劇場版ジードの主題歌では「涙を責めないで」に。
困難に耐え抜く屈強なヒーローが弱さを見せる、分かち合う事を許されたのかな…と。
単純に時代が変わりヒーロー観が変わっただけだとは思いますが、今回のジードにおいてそういった部分が明確に感じられたので取り上げさせて頂きました( ˘ω˘ )
加えて、どちらが良いという話題ではないという点もご理解下さいな
タイトルでも取り上げたセリフについてもう一つ。
「僕らは皆でウルトラマンなんだ!」
テレビ主題歌の「助け合う仲間の笑顔が力」にもあるように「皆から力をもらう事で初めてウルトラマンとして戦える」という意味でもあり、
「仲間全員で戦う事で全員がウルトラマンになり得る」というニュアンスも感じられました。
「皆のお陰でウルトラマンになれる」でもあり、「僕らは『ウルトラマン』という名のチームなんだ」でもあるというイメージ。
リトルスターの設定も相まって、より視聴者≒一般人がウルトラマンの助けになれる、共に戦える感覚が味わえる。
鋭い目のジードが何の抵抗もなく子供たちから応援されていた真の理由が今になって分かった気がします…
…という自分用メモも兼ねた記事でした
それでは、また。