絵描きはつらいよ

ツイッターで公開した絵の補足やブログ限定の絵の公開(予定)をしつつ、特撮作品の解説や感想なんかも絵を交えて出来れば良いな…というブログ。

No.067 エンマレンキ

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 名も無き星に謎が満ちる。ダークリングの力を使って自らの存在を知らしめ永遠の命を実現しようとしたゼットルギエルが隠していたデータを解き明かし、フュージョン怪獣の真価を見極めよ——。

 

 

 

 

 

 

 今回からは霊属性怪獣を数回に亘って解説していく。決して希少な属性ではないが、その傾向や性質を正確に分析するには情報が少ないというのも事実。この場を通してその実態に近付いていくのも目的の1つである事を理解してもらえると幸いである。

 

 そして話は変わるが、近頃フュージョン怪獣の悪用を狙ってか未公開のデータに対する不正アクセスが報告されている。実現しなかった怪獣の記録-ロストレコード-の公開方法について改めて考える時が来たのかもしれないが、詳細はまだ決まっていない。

 とはいえ未知なる脅威への対策を講じる上でも情報開示は有効だ。我々も出来得る最善策を選ぶ所存である。

 

 

 

 

 

 

 

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 本題に戻り怪獣の紹介だ。えんま怪獣エンマーゴ怨霊鬼戀鬼フュージョン怪獣・エンマレンキを解説しよう。

 

 時代は違えどどちらも地球の日本において過去にまつわる怪獣であり、妖怪的な側面も強い2体である。復活の経緯はともかく封印されていたという共通点はあるという事で融合の相性も良かったのだろう。厳密にフュージョンが出来る根拠が無いのはいつもの事だが、逆に言えば少しでも似た要素があればデータ上でだけでも構成は出来るのかもしれない。

 霊属性のフュージョン怪獣と言えばゾンボーズレイバムールシーラムードンと防御面に不安が残る個体が多かったが、エンマレンキは真逆だ。当初は耐久性の低さが霊属性の特徴と思われていたがそう単純ではないらしい。振り返れば必殺技やスキルの効果も統一性が無い。こればかりはより多くのデータを参照し分析していく他ないだろう。もしくはフュージョン怪獣のデータを残したゼットルギエル自身も霊属性の研究をする為に融合案を増やしていたのかもしれない。

 

 ここからは戦闘での能力に着目していく。前述した通り防御力が高く、他の数値は平均値かそれに少し劣るレベルだ。しかし数値以外はアグレッシブ。1ターン毎に攻撃力が上昇していくので戦いが長引く程有利になる。自身の耐久性とマッチしているのも優秀だ。しかし味方によって体力が回復した際には攻撃が1ターン分下降するので注意が必要となる。

 必殺技は怨恨斬首刀撃。文字通り敵の首を狙い刀で切り裂く大技である。低確率で一撃必殺となる真の意味での必殺技だ。防御系の怪獣は火力が物足りないものも多いが、エンマレンキは通常攻撃の威力も上がっていき、必殺技も強力な効果を持っている逸材と言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タロウの首がすっ飛んだ!

タロウの首がすっ飛んだ!

 

  エンマーゴは江戸時代に封印された怪獣が復活したものだ。ウルトラマンタロウの光線も防ぐ盾を持っているが、エンマレンキの高い防御力はこれが由来なのだろう。観測された戦闘では見せなかった能力が多くあるらしく、そちらもいずれ研究していく必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人山(にびとやま)伝説

二人山(にびとやま)伝説

 
ウルトラマンオーブ ウルトラ怪獣オーブ 08 戀鬼(紅蓮騎)

ウルトラマンオーブ ウルトラ怪獣オーブ 08 戀鬼(紅蓮騎)

 

  戀鬼は近年亜種が確認された事でも有名な怪獣である。ウルトラマンオーブと戦った個体は容姿が大きく変わっており「紅蓮騎」という名が付いている。どちらの戀鬼も最終的には成仏しているが、もしかすると別宇宙にはまだこの世に未練を残した戀鬼が身を潜めているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以上で今回の報告は終了。

 

 次回も霊属性のフュージョン怪獣を解説する。明確な法則性が見つかる保証はないが、それにまつわる仮説ぐらいは書いておきたい。また、今後のデータ開示方法についても進展があれば報告していくので目を通して貰えると助かる。

                                    以上